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定量的なデータを基にしたプロジェクトの可視化

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 7.蓄積データの活用
  (1)基準値
  
 蓄積した定量的なプロジェクト情報を基に、生産性基準や品質基準を設定する事が可能となる。たとえば、開発関連の例をあげると、工程別のバグの検出率やFP(ファンクション・ポイント)当たりの投下工数などがあり、マネジメント関連の例では、問題課題の管理状況やリスクの監視状況等があげられる。

<図15>プロジェクトの基準値



  
 プロジェクトのタイプを特定するメトリクスを使って、種類毎の基準値を設定する事で、適用プロジェクトに対して、より高精度な基準を与える事が可能となる。

<図16>タイプによる基準分け




  (2)ドリルダウン調査   
 蓄積したプロジェクト情報は、メタデータの特性として、プロジェクト間の差異や、実行中プロジェクトの状況を客観的に分析する事が可能となるが、プロジェクト内で発生した個別の問題を、具体的に分析する事は出来ない。

<図17>メタデータによる分析とその限界




    
 メタデータとプロジェクト実施結果を関連付け、いつでもプロジェクトの実態に手が届く環境を整備しておく事で、メタデータの統計的な分析結果を基に、プロジェクト内部にドリルダウンする事で、具体的な問題へのアプローチが可能となる。

<図18>プロジェクトの実態へ ドリルダウン

 

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